家族が寝静まって深夜にひっそりと。
実験中といっても、効果の見えないダイエットに嫌気がさし
ダイエット薬を開発しよう(出来たらノーベル賞?ノーベル平和賞??)としてるわけでもなく
隠密裏に進めている世界征服のための爆薬を作っているわけでもありません。
実験してるのは、手作り化粧品。
月に2回くらいしか外に出ないんだから化粧品いらないじゃんって問題はさておき、
きっかけは界面活性剤を含む合成洗剤の使用をやめたことで石鹸生活始めたこと。
今は顔を洗うのは勿論のこと、食器も身体も、ありあらゆる洗うものは石鹸。
そして石鹸生活を始めていくうちにやたらと成分や作用が気になりだして
もともと化学が好きで勉強してたこともあり、
水溶性、油溶性での浸透性の違いや化合することによる副産物のメリットや
状態変化による成分の有効度などなどを調べていけばいくほど面白く、
また市販されているもの(全てではないです)の怖さを知り
手作りコスメにどっぷりはまってきた。
今はスキンケアをはじめとする化粧品やメイク用品、ボディケアも全て手作り。
今までの化粧品探しにかけた時間とお金はなんだっんだろう。
過ぎ去って失ったものと引き換えに、今シミシワがない(もしくは年相応)のならまだ納得がいくものの、
特効薬的な化粧品があるわけもなくこれぞという化粧品には巡り合うことがないまま
時は過ぎ、既に手遅れとなったシミシワに悩み今に至る。
自作の化粧水なんて1ヶ月分でシンプルなものであれば20円あれば余裕で出来てしまう。
防腐剤を一切加えないので、大抵のものは冷蔵庫保管なのと
1、2ヶ月で使い切れる量で作成するため、しょっちゅう作らねばならず
手間がかかることだけが難点だけど
今は作ることが楽しくてしょうがないので、全く問題ナシ。時間はくさるほどある。
手作りで欲しい成分だけを必要な量だけ加えることが出来るので
完全に自分の為だけのオリジナルケアが出来る。
ただし初心者の陥りやすい罠に見事にはまり
あの成分も入れたい、これも加えたら効果倍増では?と
欲張り過ぎて、どれが利いているんだか合わないんだか全く不明。
そして増えていくモノたち。
夫が単身時に使っていた小型冷蔵庫は
今までパンやお菓子の材料保存用として使ってたけど
最近はエコでロハスでシンプルライフな為の材料保存場所となり
家庭で焼くパン焼きやお菓子に限界を感じ、日々食べる分だけどうにか焼くという
何の工夫もないパン焼き生活に飽きてきたため
今、私の中ではアロマがアツい!
一般家庭ではあまりお目にかからない
乳鉢、ミクロスパーテル、ビーカー、ガラス撹拌棒、ピペットなどの器具類や
オイル、マイカ・雲母等の色材、UVの為の二酸化チタンや酸化亜鉛などの基材や
精油、フレグランスオイル、エキス抽出の瓶などと一緒に
もひとつ冷蔵庫買う?というくらい所狭しと並んでいます。
人より動物が好きな私は
化粧品を選ぶ際に、動物実験を行っていないメーカーとだということだけは外せず選んできたけど
自作の化粧品もまたしかり、動物実験は行わず
夫と娘で人間実験してます。
だってほら、私の顔や手足で試験的に使ってみて、失敗したらもう年齢的に取り返しつかないし。
特にUV乳液は手作りにすると市販よりも効果は弱いであろうから
ほんとに焼けないのかどうかを確かめるために、
自分の顔に縦半分だけ塗って半分は何も塗らずに日に焼けてみて様子をみるなんて怖すぎる。
月に2回くらいしか外に出ないんだから日焼け止めいらないじゃん。という
上記と重複する問題はこれまたさておき、って家の中でも日焼け止め塗ってるし。
あー、やっぱ弱かったね。焼けちゃった。次は微粒子二酸化チタン加えてみよ~となんて
気長に楽しみながら配合考えてる場合ではなく
注意一秒、怪我一生。な気合いで日焼けは断固阻止したい。
これ以上シミを増やすわけにはいかない。
家にある怪しげな器具や器材を見て
娘が夫に「今日も夜中に何かやってたよ。変なにおいがしたよ」と心配している。
大丈夫、痩せ薬も世界征服も現段階では遠く険しい長い長い道のりだから。
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- 2012/02/27(月) 16:05:03|
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